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2023.04.28 - Fri

量子医学による治療法を症例別に紹介!【動画解説あり】

量子医学の考えに基づくと、腰痛や関節痛をはじめ、多くの痛みの原因が脳の機能異常から誘発されているのではないかと考えられます。脳の機能異常が三叉神経を介した口腔周囲からの有害信号の原因となっているのであれば、その全身症状は全て難治性疾患と判断されてしまいます。こうしたことが、多くの患者さんの体で起こっているのです。

当コラムでは、量子医学による治療を症例別にご紹介します。

目次

慢性腰痛と開口障害の治療症例

若い女性の患者さんの治療症例です。治療前は体のバランスが左右均等でなく、左に傾いているのが目にも明らかです。主訴としては、口が開きにくく、開けた時にプチっと音が鳴ることと、腰を反らすと痛みを感じるとのことでした。

実際に確かめてみると、女性の口は指の幅にして2本分しか開きません。また、診療台に寝てもらって足の開きを確認したところ、全体的に左半身の動きに抵抗があるようでした

実際の治療に入る前に、オーリングテストを実施し、体周囲の波動の歪みを特定します。その歪みの原因となっているのが、左の第一大臼歯外側の膨らみに異常があることがわかりました。この部分を繊細な調整を行いながら、ほんの少しだけ削る処置を施しました。

短時間の治療ですから開口障害のある患者さんでも負担が少なく、「全然痛くなかったです」と驚きの表情。

治療前後の変化を確認したところ、口は指の幅3本分以上、余裕で開きます。「全く違和感なく開きました」と笑顔を見せてくれます。腰のつっぱり感もなくなり、痛みもなくなったようです。こわばっていた左足もなめらかに開脚・内転するようになり、体が柔らかくなったことが目で見て明らかでした。

体のバランスの崩れがさまざまな痛みの原因となっていることが分かった症例でした。

 

《実際の治療動画はこちら》

膝関節症がたった1本、数秒の噛み合わせ調整で改善した治療症例

50代女性、2週間前から右ひざが痛く、屈伸もできませんでした。腰を下ろすと途中からひざが痛くなり、深く腰を下ろすには床に手をつかなければなりません。また、屈伸から立ち上がるときにも、痛みが強く、手で支えなければ立つことができません。

口腔内を確認し、4番(右下第一小臼歯)の頬側咬頭をほんの少しだけ削ります。

もう一度診療台の横に立ってもらい、屈伸をしてもらいます。床に手をつくことなく、スムーズに腰を下ろすことができました。ご本人も「ラク!」を感嘆のため息をついています。屈伸からの立ち上がりも、痛みを感じることなくなめらかに立ち上がることができました。

まだ右ひざにかすかな違和感が残っているとのことでしたので、継続的に通院していただきました。屈伸がさらにスムーズになり、素早く繰り返せるようになり、表情も晴れやかになりました。

 

《実際の治療動画はこちら》

リウマチ症状がクラウン一つで改善した治療症例

67歳、女性。30代後半に関節リウマチを発症し、以後30年間、ゆっくりと症状が進行していきました。手足の関節が変形し、痛みもあり、椅子から立ち上がる際は膝関節の痛みをかばうため、弾みをつけなければなりません。

さて実際の診療です。この日は前回の診療の続きで、第一大臼歯に冠を被せる処置を行います。下は8番目の第三大臼歯までしっかり揃っているので、今回クラウンを被せることによって噛み合わせがしっかり行えることになります。

クラウンを被せた後は、椅子に座った状態から自らの力のみで立ち上がることができます。クラウンを被せる前は、何度も弾みをつけなくては立ち上がれなかったのですから、劇的な改善です。歯が全て揃っていても、一本の噛み合わせに不具合を起こしてしまうだけで、寝たきりの状態になりうる……歯の重要性を再認識した症例でした。

 

《実際の治療動画はこちら》

重度認知症が総入れ歯の装着で改善した治療症例

70代、女性。重度の認知症で、自分の名前もわからないほど。自分がいる場所がわからず、治療にいらしても歯科治療室を徘徊していました。治療室の小窓を「泥棒が来るから閉めないといかん」と閉めようとしたり、意味のわからない言葉を発したりする様子からも、認知症がかなり進行していることが見て取れます。

オーラルディスキネジア(oral dyskinesia=無意識にくちゃくちゃと口や顎、舌を繰り返し動かしてしまう疾患。原因として、薬剤の副作用などが考えられる)の典型的な症状も現れています。そこで総入れ歯を装着すると、噛み合わせが適切に回復し、オーラルディスキネジアも消失しました。

13日後にまたお会いすると、表情に明らかな変化が。目がしっかりとしてきたのです。オーラルディスキネジアも見られません。試しに入れ歯を外してみると、再びオーテルディスキネジアの症状が出てしまいます。目の力も弱くなり、表情も朧げになってしまいました。入れ歯と脳の血流には関連があり、入れ歯によって脳へ良い影響を与えていたことが改めて実感されます。

そして21日後。ゆっくりとではありますが、なんと会話が成立するようになりました。入れ歯の着脱をお願いする際にも、完全に会話の内容が理解できていることがわかります。さらに、時計が読めるようになるなど、認知症の症状が明らかに改善したのです。

重度の認知症でも、諦めるのはまだ早い。そんなことを実感した症例です。

 

《実際の治療動画はこちら》

量子医学に関するセミナー

量子医学に興味を持った方は、セミナーに参加することをおすすめします。

セミナーでは、専門家による講義や体験談などが紹介され、量子医学の理論や実践的な治療法を学ぶことができます。また、セミナーに参加することで、量子医学に関する情報を得るだけでなく、医療従事者との交流も深めることができます。

まとめ

量子医学は、歯科治療を通じて口腔内バランスを整え、身体周囲のオーラ状態を良好にする新しい治療法です。なぜ歯を治療すれば脳機能が変化のするのか。推察の域を出ないものの、口腔周囲を支配する脳神経のうち三叉神経が脳神経中で圧倒的に太いことが影響していると考えられます。

量子医学は、従来の医療では治療が困難だった疾患に対して、有効な治療法である可能性を秘めている医療です。また、副作用の心配が少なく、痛みや不快感を伴わない治療法として注目を集めている分野です。

興味を持たれた方は、上記で紹介したようなセミナーや体験治療で、量子医学の効果を体感されてみてはいかがでしょうか。

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新神戸歯科 名誉院長 藤井佳朗

【監修】藤井 佳朗新神戸歯科 名誉院長

歯学博士。生涯健康医学会理事。
愛知学院大学歯学部卒業(初代学長・小出有三賞受賞)、同大学大学院修了。
頭痛や肩こり・腰痛、アトピーや自律神経失調症といったさまざまな不調や病気が引き起こされる原因に、歯の噛み合わせや、身体に合わない金属を使用した歯科治療があるという観点から、その人の全身を見ながらの歯科治療を行う。現在、日本医用歯科機器学会理事、生涯健康学会理事、噛み合わせと全身との関連を考える会顧問。ホリスティックな歯科治療の第一人者として、量子力学を取り込んだ量子医学の研究、身体ではなく身体を取り巻く場を重視した歯科医療を実践している。
主な著書に「慢性痛を治したければ歯科に行きなさい(幻冬舎)」「咬合のマジック」(デンタルダイヤモンド)「歯科からの医療革命―「体の症状を歯から治す」これが究極のホリスティック歯科医療だ!(現代書林)」「携帯電話は体に悪いのか?(DVD付) ―歯科からの電磁波対策(現代書林)」「咬合のmagic―論より証拠(デンタルダイヤモンド社)」などがある。

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