最初に紹介するのは、40年以上、指が肩につかなかった男性の事例です。この男性は、小さい頃から「自分は身体がかたい」のだと受け入れていました。小学校では体育の時間に注意をされたこともあったそうです。色々な対策をしたものの改善することはなく、受診に至りました。診察をしてみると、いくつかオーラの乱れている点があり、その影響で「指が肩につかない」という症状が出ていたのです。
例えば、プールの中で歩こうとすれば、抵抗を感じてうまく歩けないでしょう。その場合、身体を強化するよりも、プールの水を抜けば簡単に歩けます。同様に、身体の治療をするのではなく、周囲の環境(オーラ)を整えれば症状も治るというのが量子医学の考え方です。
今回の男性の場合も、オーラの乱れの原因となっている歯を削ることで、バランスが整いました。結果として、長年悩んでいた「身体のかたさ」を克服し、指が肩につくようになったのです。
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続いては、足腰が痛く、4か月間寝たきりだった女性の事例です。東京都福祉保健局によると、一度寝たきりになってしまうと、一週間で10〜15%もの筋力が衰えるとされています。1か月程で約50%にまで低下すると言われており、今回の女性も著しい筋力低下により、もう歩くことは難しいといえる状態でした。
この事例では、義歯(入れ歯)を装着しました。義歯(入れ歯)の装着後、自力で立てるまでに回復しています。この変化にはご家族も喜んでいると、女性は笑顔で話し、そのまま自分の足で歩いて退院されました。
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続いて、ロシアでバレエの修行をしていた女性の事例です。バレエにより右膝を故障し、一度半月板の手術をしています。その後、筋肉量が変わったのか身体のバランスが悪くなったそうです。また、その女性は左足がずっと理想の位置まで上がらず、関節や柔軟性のせいだと思っていました。もしかしたら、その影響が右膝の故障につながったのかもしれません。
診察してみると、歯のかみ合わせに問題があることが分かりました。歯が当たってしまうことで、環境が整わず理想の高さまで足を上げられなかったのです。調整のため少し歯を削ると、理想の高さまで足が上がるようになりました。身体のバランスの悪さも改善したそうです。
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現役消防士の女性の事例を紹介します。この女性は山岳救助の最中に靱帯を損傷し、手術はしていないものの、痛みが残っている状態でした。
この女性は、歯の矯正に「インビザライン」を使用していました。「インビザライン」とは、ワイヤーや金具を使わず、透明のマウスピースを使って歯並びを矯正するものです。取り外しも簡単で見た目にも目立たないため、利用者が増えています。
診察してみると、この「インビザライン」が原因で口腔内バランスが乱れていることが分かりました。一方、他の症例と同じように歯自体を削っても、今後も矯正を続けることで結局位置がずれてしまいます。そのため、この事例では「インビザライン」を削って調整しました。
治療の結果、痛みの残っていた靱帯の痛みも消え、驚くほど状態が良くなりました。女性からも「こんなことってあるんだ!」と喜んでいただいています。
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最後にパーキンソン病により寝たきりの状態で入院していた女性の事例です。パーキンソン病の主な症状は、振戦・筋強剛・姿勢保持障害・動作緩慢などで、日本では1,000人に1人の割合で発症するといわれています。また、60歳以上では100人に1人まで罹る割合が増えるものの、治療が難しく一度罹ると歩行は困難になってしまう指定難病の一つです。この女性は、診察時に自力で診察台へ移動することができませんでした。
義歯(上下総入れ歯)を装着したところ、時間はかかりましたが、一人で立ち上がれるようになりました。ご自宅にいた頃も、杖がなければ歩行できなかったようです。改善した様子を見たご家族も、「こんな様子は久しぶりに見た」とおっしゃっていました。
一か月後には補助も杖もなく一人で診察室まで来られ、しっかりとした足取りになったのです。その後はご自身で歩いて退院されました。
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今回紹介したように、量子医学に基づく治療はさまざまな症例に対して有効です。原因の見つからない痛みや症状も、量子医学で環境を整えれば治せるかもしれません。
量子医学はまだまだ知名度の低い分野ですが、一方で今後、発展がが期待できる医療の一つといえます。長年病名のつかない症状でお悩みの方や、従来の医療だと悪化はしなくとも改善が見込めない方におすすめの治療法です。これまでとは異なるアプローチのため、一度試してみる価値はあるでしょう。
量子医学をもっと深く学びたい医療従事者の方は、上記で紹介したようなセミナーを通じて、専門家の実際の治療を体験しながら学んでいただくことをおすすめします。
これからも量子医学を習得する医療従事者が増え、多くの人々の健康に貢献することを期待しています。
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